企業に雇われる形で働いているJavaエンジニアの中には、将来的にフリーランスになる選択を視野に入れている人も少なくない。こうしたフリーランスへの転身を考えた場合、誰しもが気になるのが将来性だ。
フリーランスは会社員とは異なり、働き方によって収入にバラつきがある。収入が安定しないものの、自分の努力次第で高収入を獲得できる可能性があるのが特徴だ。
しかし、未来が明るくなければ高収入はおろか生活すらままならなくなってしまうので、将来性について理解しておく必要がある。
IT技術が進歩しているとはいえ、日本では専門のエンジニアを確保している企業はそれほど多くないのが実情だ。そのため、自社で製品を開発する上でエンジニアの力が必要な場合は、外部に依頼する形になる。
フリーランスのJavaエンジニアは、こうした企業からの依頼を引き受けるのが基本だ。
先ほども述べたように、エンジニアを必要とする企業がたくさんあることで案件も豊富に存在し、引く手数多の状態とされている。この点を見れば将来性はあるように感じられるが、今後フリーとして活動する人間が増加していけば、仕事の取り合いとなるのは否めない。
そうなった場合に重要になるのが、経験と技術だ。
今後さらに技術が進化するとより複雑なプログラミング言語を使った開発が行われるようになり、その時にクライアントからの要求に対応できるかどうかが成功を左右するポイントになる。Javaエンジニアの需要は今後も増えていくことが予想され、安定した案件の供給が期待できる。しかしフリーランスとして長く働きたいのであれば、案件を獲得するための努力を欠かさず行う必要がある。